羊蹄山とニセコ連峰に囲まれたニセコは、四季折々に美しい表情を見せてくれる自然豊かなエリアです。特に秋は、鮮やかな紅葉や野生動物との出会いなど、この時期にしか体験できない魅力がいっぱい。木ニセコに滞在しながら楽しめる秋のおすすめスポットをご紹介します。
ニセコの秋の景色は、日毎に色づきが変わる紅葉を楽しめ、また夏とは違った魅力がります。羊蹄山の麓をぐるりと囲むように、5つの町村があり、自然豊かなこのエリアは散策やトレッキングスポットの宝庫です。今しか見られない、秋の風景をお楽しみください。
桂並木があり、樹木が300種植えられています。散策中に冬支度中のエゾリスなどの野生動物に出会えるかしれません。秋には、カツラ並木が黄葉し、秋の風景を楽しむことができます。
園内には、湧水を貯めた池、芝生の広場、遊歩道、駐車場などがあります。
羊蹄山の麓にある湖、半月湖。名前の通り、上空から見ると、その湖は半月のような形をしています。小柄な湖ですが、深いところで18メートルもあるそうです。駐車場からは約20分ほど歩けば湖畔につきます。ひっそりとした静寂に包まれた湖です。周りの木々が黄色く色づきます。
その昔、この地を見つけた下田豊松さんという方が、「皆が神、仙人の住みたまう所」と感銘を受けて名付けられた通り、あたりは静けさと神聖な雰囲気に満ちている湿原です。ニセコ山系の中で最も美しい沼と称されるほどで、夏の見事な花も、秋の景色もどちらも一見の価値ありです。バリアフリーの木道が敷かれているので、どんな方でも遊歩道をトレッキングできるようになっています。近くの長沼もめぐってみてください。
倶知安町のお隣にある京極町。水の里として有名な京極町では毎日約8万トンもの水が湧き出ており、その水は名水百選にも選定されています。道の駅も併設されている公園敷地内には水くみ場をはじめ、整備の行き届いた池や遊具付きの公園もあり、観光バスも行きかう有名スポットです。春は桜、秋は紅葉が美しく、形の整った羊蹄山とのツーショットも撮影できます。
ニセコ駅前広場のハロウィン装飾は、かぼちゃのオレンジと紅葉のコントラストが映える、期間限定のフォトスポットとしておすすめです。
2025年10月12日(日)には、ニセコ駅前でハロウィンイベントが開催予定。個性豊かな仮装を披露する「コスチュームコンテスト」や、JRニセコ駅前を練り歩きながらお菓子を集める「トリック・オア・トリート」など、家族みんなで楽しめるプログラムが用意されています。
木ニセコに滞在しながら、紅葉とともに秋のニセコならではのイベントもぜひ体験してみてください。
車窓から広がる秋色のパノラマ
道道66号線をニセコ町から岩内町へと抜けるこのルートは、山々が赤や黄に染まる季節に人気を集めています。通称「ニセコパノラマライン」と呼ばれ、秋のニセコを満喫する絶好のドライブコースです。
道を進むごとに車窓に広がるのは、色彩豊かな木々が織りなす絶景。天気の良い日には、遠くにそびえる羊蹄山の姿も望むことができます。さらに周辺には、幻想的な景観で知られる神仙沼や、紅葉に囲まれた五色温泉など、立ち寄りたくなる見どころも点在。
木ニセコを拠点に、秋だけの彩りを楽しむドライブへ出かけてみてはいかがでしょうか。
