こちら、カウの制作現場より!【第3弾】

6月に入り、カウの設置まで1ヶ月を切りました。札幌近郊からお越しになるアーティストさんは、週末しか滞在できなかったりと、その作業できる日の中でどれだけ効率よくペイントするかを熟慮しながら、制作に取り組まれています。

HIRAFU188の現場では、以前紹介しました、詩人の文月悠光さんが5日間の滞在を終わり、カウを完成させて帰られました。また、週末だけ札幌から作業しにこられるシンヤチサトさんは、以前のレポートで青く下地を塗られていたところから大きく変化があり、白と赤の模様が丁寧に描かれていました。マットなテキスチャーで、見ていると楽しくなってくるような配色です。

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シンヤチサトさんのカウ。今後どう変化していくのでしょうか。

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同じく、週末のみの作業でがんばっていらっしゃるアーティスト、SHUUNさんの作品も、見るたびにもじゃもじゃの毛模様にリアルさが加わっています。

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近くで見るとこんな感じに色の上に細かい色を幾度も重ねられ、立体感や奥行きを出していらっしゃいます。全体的に施すこの作業ほど大変なものはないでしょうが、個人的にはこの作品にとても興味があるので、最終的に仕上がりがとても楽しみです。

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先週ニセコに数日滞在されたアーティストコンビのWABISABIさん。来られてすぐにマスキングテープをぐるぐるときれいに巻いていらっしゃったのですが、その上からスプレーをかけて、あっという間にこんなに美しいカウが完成しました。

2015.05.30カウペインティング@hirafu188アーティスト:WABISABIマスキングテープをひたすら剥がしていく約2時間の作業を30秒でお送りします!こちらの映像、その出来上がっていく様子は圧巻かつ見ていて楽しい内容ですので目が離せません。30th May 2015Cow painting@hirafu188Artist: WABISABI

Posted by CowParade Niseko, Japan on 2015年5月30日

その様子はこちら↑

セイコーマートの隣にありますNISEKO EXPLORE で制作中のアーティストさんは、ご自分のデザインされたカウがほぼ完成に近づき、新たに2体、制作を開始されました。

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↑制作に入ってまだ1日目、もう2体同時に進められています。サイズ感など、すでに一体目で把握されているので、進みが早いのかもしれません。

倶知安市街地にありますショクレンの制作場所では、先週末動きがありました。札幌にありますリボンハウス絵画教室から4人の方が制作に入られ、計2体に取り組んでいらっしゃいます。限られた日数しかないので、共同作業での同時進行に無駄はなく、それぞれの担当パートを黙々とこなしてらっしゃる印象です。この方たちは実はすでにもう一体を札幌で完成させて来られています。(!)

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倶知安市街のスタジオ、計6体のカウがいます。こちら、リボンハウスさんのカウ。

そしてここで制作しているアーティストの一人としての報告ですが、私の2体のうち、1体は完成間近です。ひまわりの周りに飛ぶてんとうむしを描いたら、あとは仕上げコーティングを塗るのみとなりました。

chisato

↑完成間近の筆者のカウ

もう一体のカウはまだまだ時間がかかりそうです・・・

次回をお楽しみに。