以前、このブログでも体験記を書きましたが、ニセコの森の中にあるかわいい和菓子屋さん兼工房の松風さん。夏のすがすがしいういろうの次は、9月の中秋の名月にちなんでうさぎのおまんじゅうワークショップでした。今回も、松風さんの独特の空気、そして静かな環境でのお菓子つくり、講師の渡辺麻里さんの優しく丁寧な教え方、そして本当に美味しい和菓子を堪能したくて参加させて頂きました。
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今回のメニューは、「うさぎのおまんじゅう」さっくりさっくりと手早く混ぜます
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こんなに小さな皮が、蒸すことによってふっくらと膨らむんです
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白あんを皮にくるみこむ作業はこのお菓子の醍醐味。はじめてだと思ったようにいかなくて苦戦します。両手の指を巧みに使ってうるくると丸め込んで行くんです。
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蒸しあがったおまんじゅう
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こてを使うのが一般的ですが、この日はフォークを代用。真っ赤になるまで熱します
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じゅうっ!と香ばしい匂いが漂います。角度や長さなど、うまくウサギの耳に見立てられるかは一瞬の判断です
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焦げすぎず、薄すぎず。慣れると簡単ですが最初はあれこれ迷いが出てしまいます。火から離すとすぐに熱が冷めてしまうので手際よく!
今回のワークショップのポイントは、あんこをいかに破れることなく皮に包み込むか。これは講師の麻里さんも、修行時代はとても苦労したそうです。コツは皮のほうの片手はほぼ動かさずに、あんこを絞るように押し込むようにまわして行けば、おのずと皮があんこに包まれていくようになります。あとは茶巾のようにやさしく絞ります。もうひとつのポイントとして、うさぎの耳に使うこてでの焦げ目。この焦げ目は当たり前ですが一度つくと取れないので、角度を定めて、一気につけることです。初めてのときは、角度や向きに迷いが出てしまい、火から離したこてやフォークの熱が冷めてしまいます。その前に、潔く焼き付けることがポイントです。また、ウサギの目となる食紅は、つまようじの反対側に少しだけつけてやさしく描くのですが、こちらも、つけすぎてしまうと食紅が垂れて、赤い涙が滴るウサギちゃんになってしまいます・・・。
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こうしてできたうさぎのおまんじゅう。不思議なことにみんなそれぞれ表情が違います
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美味しいお茶と頂きます
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あと、ラッピングもこのワークショップに参加するといつも刺激をもらいます。どこででも手に入る素材を使っているのにとってもおしゃれに決まります。
【ニセコ 松風】
044-0081 虻田郡倶知安町字山田105-20
0136-22-6890
ホームページ:matsukaze.upas.jp
次回ワークショップは、10月16日、17日、18日、31日の亥の子もち、11月3日、4日の芋を使った和菓子になります。