震災孤児のために走る-少しでも力になれたら・・・

来る日曜日、洞爺湖で開かれるアイアンマン ジャパン大会に、チームメイトのジェスリッパーとプロのアスリート白戸太郎さんと共に、ランナーとしてリレーに参加するのは、弊社の取締役クリスピッカリング。そのちょうど1週間後には、17000人が出場する北海道マラソンにも参加する。

たった8日間の間を空けて2つの過酷なマラソンに参加するにはわけがある。今年、彼はこのマラソンにかける想いをAid For Japanと呼ばれるチャリティーをサポートするため。Aid For Japanは2011年に東北を襲った津波による被害を受けた350人の震災孤児のためにイギリスが基金を募ったもので、イギリス出身の彼は強く賛同した。

「日本に住み、日本で働き、自分の愛する家族も日本人。この国にはたくさんのことをしてもらったと思っている。自分が打ち込める何か(マラソン)によって希望を見出せない人々を助けることができるということは、日本にたいしても何か恩返しができるようなことだと思う」

クリスはこの2つの大会のために650km-距離にしてニセコのグランヒラフから札幌駅までを7回走ったことになる- トレーニングしてきた。それだけの距離を走るということは雪解けの4月から46時間走ったことになる。毎晩まだ小さい子供を寝かしつけた後に。

これからの過酷な2週間、クリスにはベストを尽くしてもらいたい願いと、donate to Aid for Japan をできるだけたくさんの人に知ってもらい、サポートしてほしいと願う。昨年の北海道マラソンでの彼のタイム2時間55分をさらに上回ることを期待して。

chris-marathon

2014年北海道マラソンを走るクリスピッカリング。16000人中262位の好成績を残した。

aidforjapan

8月12日付の福島民友の記事にAid for Japanの活動が掲載されています