木ギャラリー 春の展示「YUKIYAMA Journey」奥村 頼子

木ニセコ 木ギャラリーでは、3月/4月の展示として、奥村頼子さんによる「YUKIYAMA Journey」を開催いたします。
本展では、壮大な日本の山々を、彼女ならではの視点で生き生きと描いた全11作品をご紹介します。

2023年冬。スノーボードとスケッチブックを車に積み込み、日本一周の旅へと出発。ニセコだけではなく、もっと広い世界を自分の目で、身体で感じたい——そんな想いから始まった旅でした。

彼女が目にしたのは、山々の雄大さや美しさだけではありません。そこに暮らす人々の日常や文化、土地に根づく空気感。そのすべてを受け止め、感じたままを描き出した作品には、自然と人とのつながりが丁寧に映し出されています。

一度目にしたときの感動。そして、背景にある物語を知ったときに訪れる二度目の発見。作品と向き合うたびに、その奥行きを感じていただけることでしょう。

Main

奥村さんのアートは、目に映る風景をそのまま単色で表現するのではなく、その土地が持つ色彩を、ご自身の直感的な心の目で捉え、作品へと昇華させています。鮮やかな絵の具だけでなく、鉛筆やオイルパステルによる繊細で身体性を感じさせるタッチも取り入れ、細部にまで丁寧に向き合いながら作品を仕上げています。

また、自然の法則や既成概念にとらわれることなく、配色やデザイン、構図を探りながら、制作の過程で何度も作品と対話を重ねていきます。そうして生まれるのは、ご自身が感じる「楽しい」という純粋な感覚から広がる、自由な世界観。作品に宿るその楽しさと自由さは、鑑賞する人の心にもやさしく伝わっていきます。

奥村さんの人生の中で出会ったさまざまな経験は、絵を通して私たちに届けられます。本展は、その世界観を体感していただける貴重な機会となることでしょう。

Artist Profile image

奥村頼子・滋賀県大津市出身。2005年、京都教育大学デザイン学科を卒業。その後さらなる研鑽を求めてロンドン芸術大学へ進学。卒業後は日本へ帰国し、ニセコでの生活をスタートしました。

現在もニセコを拠点に、雪山を滑り、自然と対話する日々の中で制作を続けています。スノーボードと絵を描くこと——その二つを生活の軸とし、山とともにあるライフスタイルから生まれる感性を作品に落とし込んでいます。

春の日差しが差し込む、やわらかな彩りに包まれた木ニセコで、アート鑑賞を楽しんでみませんか。

温かなタッチで描かれながらも、力強いメッセージを宿す作品の数々が、ご滞在の思い出をより一層豊かに彩ります。

展示期間:2026年3月1日〜2026年4月7日

本展は入場無料で、木ニセコにご宿泊のお客様はもちろん、どなたでもお気軽にご鑑賞いただけます。北海道のクリエイティブなスピリットを、皆さまと分かち合えることを心より楽しみにしています。どうぞ、お気軽にお越しください。